性暴力救援センター全国研修会に参加して

2014年5月21日 15時16分 | カテゴリー: 活動報告

~2014429日、第2回の全国研修会が大阪の阿倍野区民センターで行われました~

20104月に、日本で初めて開かれた「性暴力救援センター・大阪(略称SACHICO)」は、24時間のほっとラインの相談を受け、医師やカウンセラーが連携しています。

SACHICOが開設されたのをはじめに、その後も日本各地に性暴力の被害者支援が広がり、現在16団体が各地で支援活動を行っています。

  全国研修会の基調講演では、精神科医療に関わる医師の田中 究さんは「暴力による心の支配」についてお話でした。暴力を受けている当事者は、繰り返し行われる暴力によって逃げられないことを学習し、無力感でなにもできなくなってしまう現実がある。なかなか表にも現れてこないが、被害者がSOSを出してきたらすぐには解決できないとしても、関心を持ち続けることが必要であると話されました。

シンポジウムでは、3人の方がそれぞれの立場から発言がありました。

大阪府の児童相談所で30年間務められた山本恒雄さんからは、被害の実態はトレーニングした人が聞き取りをしないと把握ができないので、その力をつけることを性暴力救援センターへ期待する点として求められました。

大阪府の子ども家庭支援センターを経て、現在大阪教育大学の特任教授の岡本正子さんは、児童への性的虐待についての現状と非加害保護者への支援の重要性を訴えられました。

 SACHICOの代表であり、阪南中央病院の産婦人科医師である加藤治子さんからは、

この4年間の性暴力被害の子どのたちの相談状況、特に性的逸脱行動の子どもたちについて話されました。

 

昨年12月にSACHICOの見学したことがきっかけで、この研修会に参加しました。多くの人たちが全国から集まり、性暴力のない社会をめざして日々取り組んでいることがわかりました。東京にもSARCという性暴力救済センターがあります。次は、東京での活動状況を知りたいと思いました。

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