今回は、一般質問で住宅政策を取り上げました。その内容を、わくわく通信より引用し掲載します。
〜子育て世帯の住宅政策を考える〜
少子・高齢化により、日本の人口が減少傾向にある中、子育て世帯が安心して子どもを産み育てるために、福祉の子育て支援サービスと共に、住宅政策も大切です。国の住生活基本法にも、良質な住宅供給と居住の安定が必要であると掲げられています。
府中市では、今年度から、第3次住宅マスタープランの策定の準備に入ります。これまでは、市営住宅での高齢者世帯への配慮や、ひとり親世帯へ優遇抽選など公営住宅の政策が中心で、一般の子育て世帯への住宅支援という視点は不十分でした。
東京都では、子育て世帯向けに供給される優良賃貸住宅への助成を行なっています。府中市内には、この助成を受けて改築した民間住宅があります。コンセントをいたずらしても安全な対策や浴室への進入防止など、家庭内での事故を減らす工夫がされています。このような子育て環境に配慮した事業を、市としてももっと積極的に取り組むべきであり、子育て世帯への適切な住宅支援を行なうよう求めました。