「地方自治と子ども施策」 全国自治体シンポジウム2012in目黒に参加して

第4分科会 会場の様子

~子育て支援・子ども支援の新たな展望を拓く~

2012年9月30日に開催されたシンポジュウム        に参加しました。       

 分科会4 「自治体における子ども参加」   

 全国ですすむ「子どもにやさしいまち」づくりのなかで子どもの参加の現状や子ども参加の意味を確認し、自治体が子ども参加・参画の支援事業に取り組む意義や必要性について明らかにすることを目的とした分科会でした。

 午前中は、子ども会議などに参加している現役の子どもたちがパネラーとなり、参加した動機やおもしろかった事、行政への期待を話してくれました。子どもたちからは「自分のことばで意見が言えること」、「安心して素の自分が出せること」、「大人が真剣に考えてくれる姿勢がいい」などの発言があり、この言葉からもこの事業の価値を確認することができました。

 午後は、神奈川県、世田谷区、川崎市それぞれの自治体での事業の取り組み状況について報告がありました。どの自治体も子どもへの参加をどう促していくかが課題のようです。

習い事や部活動、塾などで忙しい子どもたちが社会参加するまでの過程に苦労されているようです。世田谷では、児童館のなかで館長がボランティアの活動を続けている子どもに参加を促したように、日頃からのつながりが重要であることがわかりました。

シンポジウム 報告資料集