2016年新たな年を迎えて ~12月議会を終えて~
2015年4月の選挙を経て、2期目の活動は駆け足状態で、あっという間に新しい年を迎えることになりました。昨年12月に行なった、2016年1月から運用が開始されるマイナンバー制度の学習会にはたくさんの方に参加していただきました。地域の様々な課題について、みなさまの声を聞きながら、これからの活動につなげていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
- 12月議会 一般質問より ~介護認定要支援1,2のサービスが大きく変わる~
2015年度4月から介護保険制度が大きく改正されました。その中でも「地域包括ケアシステムの構築」にむけ、自治体主体の地域支援事業の充実が謳われています。
これまでの介護保険制度では、認定を受けると必ず受けることができた要支援1、2の「通所」や「訪問」の給付が、2015度の改正により地域支援事業の中の「新しい総合事業」という市が決めるサービスに変わります。
府中市では2017年4月にこの制度へ移行する予定ですが、国が「このサービスの担い手は、元気な高齢者も含め、NPOやボランティア、地縁組織など多様な人々を想定している。」と述べていることから、これまでサービスを行けていた人が継続してきちんと受けられるのか、また、どのように準備をすすめていくのか質問しました。
市は、サービスの担い手として「介護予防推進センターの登録ボランティアや認知症サポーターささえ隊養成講座の受講生の方々などを対象に、人材育成や活用を考えて研究していく」と答弁しましたが、事業を担う主体者としての積極的な姿勢はありませんでした。
まずは、新制度の意味を丁寧に市民に説明し、公的なサービスが安易にボランティアや家族介護につながらないよう、市が主体となって具体的な支援施策をすするべきと訴えました。
◆東京・生活者ネットワークは2016年参議院選挙「比例代表区」において、 大河原まさこさん(東京・生活者ネットワーク元代表委員)の推薦を決定しました!
この参議院選挙は、民意を示す重要な選挙です。安保法制の廃止を求めて、地域から「平和」と「立憲主義」を叫び、主権者としての意思を示していきましょう!
- 国分寺駅前で演説する大河原まさ子さん