「8050問題」を見据えて ひきこもりへの支援を
3月議会で、引きこもりへの支援について一般質問しました。
ニートやひきこもりという言葉で若者の生きづらさが語られてきましたが、その若者がいま50歳代に差し掛かり、高齢となった親(80代)が収入のない子と同居を続け行き詰まる「8050問題」が深刻な社会問題となっています。
「自己責任」だと放置していては、さらに深刻な状況になり、早急な対策が必要です。市はこの状況をどのように捉えているのか質問しました。
「ひきこもり支援」の対象は、35歳までであり、その年齢を超えると支援を担当する課もありませんでした。
ひきこもりに悩む家庭にはアウトリーチのような積極的な支援が必要ですが、生活全般の相談に応じる「地域福祉コーディネーター」が対応するのも難しい状況です。
危機感が感じられない市の姿勢に対して、必要な体制整備をもっと積極的に行なうよう求めました。