遊ぶ環境から地域を考えよう!

公園ウッチング

左:田村ちえみ
左:田村ちえみ
子どもの遊ぶ環境から地域を考える企画として、生活クラブ運動グループ府中地域協議会のメンバーと共に、公園の調査を始めました。2月19日に「冬のイベント」として、「日本冒険遊び場づくり協会理事、嶋村仁志氏」の講演会があり、その企画の中で、各地域の調査結果を報告する予定になっています。
府中には大小合わせて350の公園があります。1月14日、注意事項、禁止事項の看板を撮影しながら、市内の公園6か所を回りました。他にも遊具の種類、トイレやベンチの有無等、チェック項目を決めて調査しました。「ボール遊び禁止」など公園ならではの遊びが禁止されていたり、「動物を捨てないで」という看板があったり、公園の中に鉄塔が建っている所もありました。この調査をすることで、市内の公園の様子が気になるようになりましたが、こんな看板や、周辺環境を見てみると、公園は今、本当にいろんな世代の子どもたちが集う場所になっているのかと疑問に感じました。
子育てひろばに参加している、1〜2歳の子育て中のお母さん達にどこの公園がいいかと聞いたところ、近所の公園よりも、ちょっと遠くても人の集まる公園まで足を運ぶと教えてくれました。
また、府中にはスポットパークという公園もあります。歩いていて疲れたら、ちょっと休める空間になっていて市内に36ありますが、どれくらいの人が、この公園のことを知っているのかと思いました。
今後も調査を重ね、公園から見えてくる課題を整理し、子どもたちが安心して地域で過ごすことができる居場所づくりをすすめていきたいです。